「本日の天気は曇り、魔素濃度は1%未満で推移するでしょう。変化のおそれはほぼありません。外出の際は…」
テレビに設定したタイマーで電源が入り、朝のニュースが流れる。
魔素とは人間にとって害のある気体である。
ある日突然異界と繋がった穴から吹き出てきたこの薄い紫をした気体は、
人間に悪影響を及ぼしやすい。大量の摂取すると死の可能性もある。
世界の軍隊が総出をあげ穴を塞ごうとしたのだが、作戦はことごとく失敗。
その過程で摂取した魔素は太陽光を浴びることで除去できることがわかり、
防げない穴は諦め、魔素濃度を厳しく監視するようになった。
さて魔素を人間が取り込むと何が起きるかというと…。